地元のアイスリンクにシニアホッケーチームができた

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フィギュアスケートの人気が高まってから、地元のアイスリンクは土日になると大勢の子供連れ家族が遊びに来てにぎわっていました。ただ平日は子供は学校があるので、いつも空いていました。それに目を付けたのが、高齢者でした。

高齢者のスポーツといえば、ゲートボールやボーリングに人気が集まりますが、さいきんの高齢者は年齢に関係なく若者と同じような筋力を持っている人が少なくありません。普段から健康に気を使った食事をして、ラジオ体操やウォーキングを欠かさないせいか、筋肉の衰えを感じることがすくなく、ゲートボールでは物足りないという人が多いようです。

そんな元気な高齢者が集まって、シニアホッケーチームを作ることになりました。全員還暦を過ぎたあるいは今年還暦を迎える年齢だというのに、顔が生き生きと輝いてします。金銭的にも余裕がありますから、お揃いのユニフォームを作ったり、チーム名が記された幟も作成するほどの熱の入りようです。ただアイスホッケーをしたことがある経験者はいませんから、最初はルールにとらわれずにアイスリンクに慣れることから始めました。

全員還暦を過ぎているのに、いざアイスリンクに上がると前のめりで突進して旧ブレーキをかけ、さらにスティックでがんがんパックを打ち合ってゴールを目指します。アイスホッケーは特別難しいルールはなく、チームが協力してゴールにパックを打ち込めばいので、高齢者にとっても理解がしやすくなっています。

アイスリンクはスケート靴を着用するため、滑りやすくバランスをとるのがかなり難しいのですが、そんなことは全く苦にせずに夢中になっています。バランスをとることで筋力が鍛えられ、身体の歪みも直るのではないかとみなさん楽しんで練習しています。

アイスリンクは寒いですが、身体を動かすことで血流がめぐって内側から体が温かくなるので健康にも良いと好評です。メットしてたら20代と変わりないので、アイスリンクに立ち寄った人は、実は全員還暦を過ぎていることを知るとかなり驚かれます。

シニアホッケーは、本来のアイスホッケーのように体を思い切るぶつけるようなことはせず、紳士的なプレイをしようということになっていますが、どうしても氷の上ですから不可抗力でぶつかってしまうこともあるので、防御服とヘルメットをしっかり身に着けるようにしています。それでもスティックでがんがんパックを打つのを見ると、恐ろしい老人集団のチームだなと思わずにはいられません。元気で健康が一番ですから、高齢者の方に生き生きと過ごしてもらえるのならばアイスホッケーは良い手段の1つだと感じています。

アイスホッケーで一汗流した後は、時間がたっぷりあるシニアはみんなで飲み会をすることが多いようです。飲み会といっても酒ではなく、最近の高齢者は喫茶店やチェーン展開しているカフェに行ってコーヒーを飲むことが多くなっています。ゆっくりくつろぐことができますし、アイスホッケーで改善したいところをお互いアドバイスしあえる、最適な場所になっています。

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